は じ め に

たくさんの方が美容外科手術を受けにおみえになりますが、その大部分の方が過大な期待を持ち、まるで魔法をかけてもらうような気持ちでいらっしゃいます。
しかし、あくまでも人間の手による外科的な手術です。神様でも魔法使いでもありませんから、限界もあり、またミスも起こりうるのです。
人にはそれぞれ個人差があり、元々持っているものを正反対に変えることはできません。 本来の、持って生まれた良い部分を生かすような手術をすることが大切で、それが良い結果にもつながります。
希望を医師に相談し、少しでも良い結果を得るためには医師のアドバイスをよく聞いてください。
また、手術をすれば必ず傷あとが残ります。
美容外科手術は、目立たないところに傷をつけ、目立つところを奇麗にすることですから、どの程度の傷あとがどこに残るかということを、納得した上で手術を受けてください。
手術後の経過についても、いきなり奇麗になるわけではなく、腫れが引くには2週間ほどかかりますし、本来の落ち着いた状態になるには手術の種類によっても違いますが、最低1ヶ月はかかります。 手術を受ける前に、この期間が必ずあることを承知してください。

少しでも不安や迷いがあれば医師によく相談し、心の揺らぎが全くなくなった時に手術を受けるようにしてください。

       包茎手術について

包茎とは、ペニスの亀頭の部分が長すぎる包皮でおおわれて皮かむりの状態になっているものをいいます。
手術はこの長すぎる包皮を切り取って常に露出した状態になるようにします。
しかし、ペニスは寒さや恐怖などでちぢこまった状態になることもありますので、そのような場合には皮がかぶった状態になることもあります。

        手      術

局所麻酔をしますので、麻酔の注射の際に、多少の痛みがありますが、手術中は痛みません。

       手術後について

出  血
手術が終わりましたら、痛み止めの薬を飲んで1時間後に傷口から出血していないかどうか確認したうえで帰宅していただきます。
動きまわると出血しやすいので、手術当日は安静にしてください。
包帯ににじむ程度の少量の出血は心配ありません。
包帯は3〜4日間は巻いたままにしておきます。
包帯は出血と腫れをおさえるために、多少きつめに巻いておきますが、亀頭の部分がシビレたり、白っぽくなるようでしたら、包帯をはずしてください。

腫  れ
腫れは4日目頃からひきはじめて、約2週間位でとれます。中には1ヶ月位腫れが残ることがありますが、心配いりません。

化  膿
化膿は傷口から、ばい菌が入るとおこりますので化膿止めの薬を決められた時間通り(8時間に1錠づつ1日3回)に飲んでください。
包帯がとれた後は、消毒薬を綿棒につけて1日に1回から2回、自分で傷口にぬってください。

傷 あ と
手術をしますと、必ず傷あとがのこりますが、6ヶ月位たつと次第に目立たなくなります。
しかし、傷の治り方が悪かったような場合、多少目立つ傷アトになることがありますので、その場合、6ヵ月後位に傷あとを目立たなくする手術をすることもあります。その際の費用は薬代程度です。

痛  み
麻酔がきれた頃から、多少痛みますので、痛みが我慢できなければ、痛み止めを飲んでください。
2日目からだんだん痛みもとれはじめますが、3、4日目頃から痛みがぶり返すようでしたら化膿の心配がありますので連絡してください。
また、今まで皮がかぶって刺激に弱い亀頭が、パンツにすれてヒリヒリ痛む人もいますが、刺激に強くなると痛まなくなります。

入  浴
入浴は1週間目からできますので、それまでは傷口をぬらさないようにしてください。 また、入浴したあとは必ず、傷口を消毒しておいてください。

性  交
手術後1ヶ月位から性交できます。

手術後の診察
手術後は以上の経過をたどりますので、この通りであれば、手術後2週間目の診察まで特に診察の必要はありません。
何かこれに書いていない症状がありましたらメールか電話で連絡された上でご来院ください。